誰かにあげてしまいたい

2008年03月03日

あんな苦しい思いをするくらいなら、いっそ気絶していた方がましだと思えるような苦しさだった。


「たすけて、たすけて、たすけて」

声にならないようなか細い声で、たすけを求めたけれど、

夫は、助けにきてくれなかった。

それもそのはず、夫もとなりの部屋で、高熱を出してうなっていたのだった。


しかたがないので、ふらふらになりながら、なんとか下着を着替えた。

そのつらかったこと、気持ち悪かったこと、心細かったこと。時間のかかったこと。


結局、にんげん、いざというとき、頼れるのは自分しかいないのだ。

とあらためて、思った。


しかしよりによって2人とも、風邪でダウンするなんて。

これでは、看病することもしてもらうこともできないではないか。


間が悪いというかなんというか。



Posted by MK at 20:20